けんび鏡の照明そうち

夏休みの初めに、突然、こんなメールがきました。

こんばんは。卓人君。

突然ですが

卓人君の作品をページで見ました。
作文や,昆虫の映像,写真,どれもすばらしく,その特徴をしっかり捉えていますね。
驚きました。これからもすてきな作文や,作品を作ってください。
楽しみにしています。
あまりにすごいので,卓人君にプレゼントをおくります。

それは,顕微鏡を暗いところでも使えるように,発光ダイオードを使った光源です。
顕微鏡の鏡の代わりに,または,自然の光と,このダイオードの明かりを両方使って試写体に向ければ,明暗を調節でき,さらに自然な色合いで,あかるく撮影できると思います。
つまみを回して,調整して,明るさを決められます。
夜でも,観察できますよ。便利です。
これを卓人君ならいろいろ工夫して,研究に役立ててくれるのではないかと思ってプレゼントすることを考えました。

今回は顕微鏡の大きさが分からなかったので,適当な大きさにしてみました。
アクリルのきれいな板がなくて,FDDケースを使いましたので,多少作りがちゃち!ですが,ごめんなさい。
形などは自由に工夫して加工してみてね。
本当は,自然の光が一番いいのですが,それが難しいときには威力(いりょく)を発揮します。

これからも,いろいろなところに研究を発表してください。楽しみに待っています。

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宮城県教育研修センター
情報教育班 主幹 森 武彦
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次の日、届いた荷物の中にはけんび鏡用に作られた照明そうちが入っていました。感激です!


ぼくの使っているけんび鏡セットにも照明がついていますが、電球の色が黄色っぽく、あまりきれいに映りません。
このそうちなら、昼間とかわらないきれいな色で見ることができました。
明るさを調節できるところも、とても便利です。

森先生、ありがとうございました。(森先生は、ぼくのお父さんの知り合いだそうです。)


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